腰痛改善のためのセルフ整体③『多裂筋』

今回ご紹介するセルフ整体は『多裂筋』です。

前回ご紹介した『腰方形筋』は前かがみになると腰に痛みが出る筋肉でしたが、『多裂筋』も体を前に倒したり、中腰のときに痛みが出る原因になっている筋肉の一つです。

セルフ整体に初めてトライされる方は、まず上記の記事で説明している「セルフ整体の流れと注意点」をお読みになってから、トライしてください。

『多裂筋』とは

多裂筋は背骨の際にびっしりと付いているため、背骨の可動性や姿勢に大きく影響します。そのため、多裂筋が硬くなると背骨の動きが悪くなり、且つ正常な姿勢が取れなくなってしまうのですね。また、立っている時も座っている時もこの筋肉が使われていて、動いていない時でも姿勢を維持するために力が入っています。もちろん、姿勢を維持するだけでなく、背中を伸ばしたりひねったりする時にも使われます。

硬い状態の筋肉というのは、「硬く伸びない」「短い」「太い」状態になっています。多裂筋が硬くなるとまず硬くなっている側に背骨を引っ張ることになりますので、体が歪んでしまいます。よく「体の歪みは骨盤や骨がずれているから」と言われますが、ほとんどのケースで硬くなった筋肉が骨盤や骨を引っ張ることによって骨の位置がずれて歪んでいることが多いです。骨は何かに引っ張られたり、押されたりしない限り動くことができないですから、骨が先にずれるというのは特別な条件が揃わない限り起こりにくいのです。

その他にも、多裂筋が硬くなって動けなくなることによって、背骨をガッチリと固めてしまい、体をひねったり曲げたり、伸ばしたりすることができなくなってしまうこともあります。

多裂筋も腰痛の原因?

(ある統計によると腰痛患者の78人中63人、約80%に多裂筋の筋萎縮がみられ、多裂筋の筋萎縮と腰痛との相関は有意であることが分かりました。)

筋肉が硬くロックすると、どうして痛みが発生するのかについては、
腰痛の原因は骨ではなく筋肉だった!腰痛のメカニズムを詳しく解説
でご紹介していますが、背中を丸めてじっとしていると痛みが出たり、前かがみになると痛みが出る時は多裂筋が硬くなっている証拠です。

腰を反らして痛みが出るときは大腰筋が原因ですが、体を前に倒したり、中腰になるときに痛みが出る場合は多裂筋や腰方形筋がロックしていますので、ぜひ多裂筋のセルフ整体を試してみてください。

多裂筋のセルフ整体

それでは、多裂筋のセルフ整体のやり方を動画でご紹介します!

多裂筋のみを触るのは難しいですが触りわけができる人は胸最長筋、腰腸肋筋の内側、背骨との間の棘突起を探してください。縦に走っている筋肉と棘突起の間に走っている筋肉が多裂筋になります。多裂筋のみを触りにくい場合は胸最長筋、腰腸肋筋と一緒に緩めてみて下さい。
但し、後ろに反ったり、ひねったりして痛みが出る場合は、大腰筋のセルフ整体を先にやってみてください。
また、筋肉を緩める時に栄養が足りていないと筋肉が柔らかくなりません。栄養ついては別のページで詳しく書いていますので、下記をページをご覧ください。

腰痛改善のためのタンパク質

2018-11-12

セルフ整体が分かりにくいという方、セルフ整体では緩まない方は、一度私たちの施術を受けてみてくださいね。


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ABOUTこの記事をかいた人

UROOMにおけるセラピスト技術責任者。3年以上にわたるセルフミオンパシーの動画配信を通じて「痛みの原因となる筋肉を見つけ、90秒間緩めるという方法」を誰でも簡単に実践できるようにわかりやすく伝えている。
著書は「「体の痛み」の9割は自分で治せる たった90秒! 超簡単セルフ整体術 (PHP文庫)」「たった90秒! 体の痛みを自力で治す本 (楽LIFEヘルスシリーズ)」など多数。
また、本ブログ記事の医療情報については、神戸ナカムラクリニック 中村篤史院長の総合監修を受けております。